日本では、大きく2つのカビ発生時期があります。
秋口と梅雨時期で、特に梅雨時期は温度・湿度ともに上昇しカビは大繁殖します。
弊社工法も含め多くの防カビ対策は躯体に施工(防カビ処理)するものとなっています。
ところが、この時期は躯体表面に結露が発生し、その結露の表面に発生するカビ、『浮きカビ』が発生します。
浮きカビは、カビ本体が結露の表面に発生しますので防カビ処理された躯体に直接接触しない状態で結露上で繁殖します。
結露が蒸発するか・躯体に吸収され、防カビ処理された躯体とカビ本体が接触すればカビ本体は消滅します。
ただ、この時期は常時結露が発生している事案も多く他の対策も必要なのかも知れません。
カビ発生・繁殖の要因は多々ありますが、特に湿度は要注意点です。
湿度対策=カビ対策といっても過言ではありません。
具体的な対策は2つです。
①湿度の分散・・・・気流も水流と同様で淀みが発生し、淀みこそが常時高湿の状態となっています。
サーキュレーター等で高湿域から低湿域へ湿度を分散させることです。
②湿度の排除・・・・湿度を排除し、低湿の状態をつくります。
換気設備等で常時湿度を排除し、全体を低湿域にし結露の発生を抑止します。
但し、これらの方法は事案の環境等で具体的な対策が異なります。
ただ単にサーキュレーターや吸換気設備等を設置しただけでは、その効果に大きな格差が生じます。
お気軽に弊社へお問い合わせ下さい。
現場確認のうえ、美観・衛生・コストを踏まえ❛効果的な対策❜をご提案させて頂きます。